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リンクフリーについて
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から
リンクフリーは、ウェブサイトにおいて「断り無しでリンクして構いませんよ」という意味を表す和製英語。これには「ハイパーリンクを貼るにはリンク先のサイト管理者に対して許可を取るべきだ」という考えが前提にあるが、この前提はハイパーテキストによる情報の結合・情報資源の共有という Web の理念からは程遠い。
ちなみに英語で link free と言えば、普通は「リンクから解放されている」つまり「どこにもリンクしていない」あるいは「どこからもリンクされていない」という意味に解釈される。リンクフリーの意味を英語で伝えるなら Feel free to link this site(this page, me) などと書けば通じる。
リンクには許可をとるべきか
[法的根拠
法的な面では、ウェブページに対してリンクを貼ることに許可が必要であるとする考えは、結論から言えば誤りである。
そもそも、ウェブページおよびそこに記載される内容はすべて、Web 上に公開されている情報であり、リンクはその公開されている情報を参照するという行為の一手段にすぎないのであるから、リンクに許可を求めるという行為には、少なくとも法的根拠が存在しないのである。
モラル・「常識」としての主張
「法的根拠が無くとも、リンクを貼る前にウェブページの制作者に許諾を得るのが常識だ」と主張する者もいるが、リンクを貼ることでインターネット上の知を豊かにするという本来の Web の理念からは外れた主張である。
一方、次のような理由から、ウェブページ制作者がリンクに対して許諾を要求する例もある。
どこからリンクされているかわからないことに対する不安感
リンク元のウェブサイトに対して、自分のサイトからもリンク(相互リンク)したい
ウェブサイトの移動・閉鎖をリンク相手に伝えたい
最近ではリンクの許諾に法的根拠がないことが一般にも浸透してきたことから、リンクに対して露骨に許諾を要求するウェブサイトは少なくなっている。
しかし上記のような理由から「リンクを貼った後に事後連絡する形でいいので、できればリンクしたことを伝えてほしい」という態度を示すウェブサイト制作者も多い(だがアクセス解析等により、連絡がなくとも制作者が自サイトのリンク元を把握することは可能である)。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』