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佐賀県の概要
佐賀県(さがけん)は、日本の都道府県のひとつで、九州地方の北西部に位置する県。日本海と有明海の二つの海に接する。県西部には陶磁器の産地として古くから有名な唐津・伊万里・有田などがある。
古代には「肥前」、中世には「佐嘉」とされたが、明治維新の時に「佐賀」と改められた。この「佐嘉」の名は、日本武尊が今の佐賀を訪れた時、楠が大きく茂っている様子を見て「この国は『栄の国』と呼ぶがよかろう」と述べた、という肥前国風土記の記述に由来するといわれている。
佐賀県のデータ
自治体コード 041000-4
ISO 3166-2 JP-41
県庁所在地 佐賀市
面積 2,439.31km2
全国第42位
人口密度 約355.2人/km2
総人口 866,402人
全国第42位
総世帯数 287,166世帯
県花 クスの花
県の木 クスの木
県の鳥 カササギ(カチガラス)
県章 3つの「カ」と2重の円で構成される。詳細
シンボルマーク 緑色の輪で、豊かな県土と海、発展性を表す。詳細
県旗 クスの花を図案化したもの。
緑の地に白の花弁を表している。詳細
県の歌 さが・ふるさとの歌:「栄の国から」
佐賀県準県歌:「風はみらい色」
佐賀県の産業
産業別就業者数では、第一次産業が11.5%、第二次産業が27.5%、第三次産業60.8%と、ほかの都道府県に比べて第一次産業の割合が多い。
佐賀県の第一次産業
全体の傾向
筑紫平野及び佐賀平野を中心に穀類を中心とした農業が、入り江の多い玄界灘に面する北西部では果樹農業や畜産が盛んである。有明海に面した県南地域では海苔の養殖が盛んである。
佐賀県の農業
佐賀県は、県の面積に対する耕地の割合(耕地率)が24%と、日本全国の中でも高く、農業が盛んな県である。
主要農産物の米は、1930年代、1960年代に1反当たりの収量が日本一となり「佐賀段階」と呼ばれるなど力が入れられており、高度経済成長期の前に佐賀県の農業生産額の半分を占めていたが、減反により、いまでは25%程度になった。そのかわりに、野菜、果実、畜産物の占める割合が6割に上っている。
また、米の生産額の割合は減っているが、依然佐賀県の耕地の4分の3は水田であり、米作りは盛んである。
穀物では、冬も温暖な気候ということもあり、二毛作を行っており、小麦や大麦の生産が多い。
野菜では、タマネギ、レンコン、大豆の生産が多い。
果実では、イチゴ、ミカン、ナシなどの生産が多い。
畜産では、九州の他県と同じように、鶏、肉牛、豚の飼育頭数は多い。伊万里市などでは、「佐賀牛」(「伊万里牛」)というブランド名での肉牛の飼育が盛んである。
また、嬉野市など県内各地で、茶の生産も多い。
佐賀県の漁業
佐賀県では、県北部の日本海(玄界灘)を『松浦海区』、県南部の有明海を『有明海区』と区別しており、特徴も違う。
南部の有明海では、海苔の生産が特に多く、貝類の漁獲量も多い。逆に魚類やイカ、タコ、エビなどの漁獲量は極端に少ない。
北部の玄界灘では、アジ、サバなどの魚類やイカ、タコ、エビなどの漁獲量が多い。
以上の水産物で佐賀県の松浦海区(日本海)での漁獲量の9割以上を占めている。
最近、有明海では、海苔の不作やタイラギなどの不漁が多く、諫早湾干拓工事の影響ではないかという声があがっており、一時工事差し止めの判決も出たが取り下げられ、裁判などが継続中である。
佐賀県の第二次産業
佐賀県の鉱・工業、製造業
佐賀県では、日本全体の特徴でもある重化学工業の出荷額の多さも持っているが、特に食品の出荷額が多い。
また、窯業の出荷額が占める割合が大きい(下の項目参照)。工業出荷額自体は、1960年代から1980年代にかけて大きく伸びている。
地域的には九州の交通の中心地である鳥栖市や、県庁所在地の佐賀市周辺で工業が盛ん。鳥栖市には、特に多くの企業の工場が進出しており、周辺の福岡県久留米市などとともに一大工業地帯を作っている。
また、伊万里湾では、造船も盛んである。
佐賀県の窯業
有田町など佐賀県西部では、陶磁器関係の産業が特に盛んで、有田焼、伊万里焼、唐津焼などのブランドも多い。特に有田町は佐賀県の陶磁器生産量の6割を生産しているなど、窯業が盛んである。
有田町の陶磁器出荷額は、毎年200億円~300億円程度。
その他の第二次産業
佐賀県の第三次産業
佐賀県の商業
佐賀県の商業は、盛んではないが、最近では大規模なショッピングセンターの建設が増加している。また郊外の商業施設の発展による市街地の商店街の荒廃が近年進んでおり、この問題への対策か必要になってきている。
佐賀県のサービス業
サービス業人口は多いが、他県と比べて大きな特徴はない。
観光業については2005年からは知事が「ファミリーツーリズム」という考え方を提唱し、親・子・孫の三世代旅行を誘致する施策を展開している。
佐賀県の運輸・通信業
佐賀県では、九州の高速道路の中心である鳥栖ジャンクションを中心に交通が発達しており、高速道路沿いに運輸業の事業所も多い。
その他・分類不能
佐賀県内に本社を置く企業
卸・小売業
サンクスジャパン、鈴花、ギャザー、スーパーモリナガ
佐賀新聞、佐賀ガス(佐賀市ガス局から民営化)、サンポー食品、竹下製菓、久光製薬、村岡屋、森永デザート、ヤクルト食品工業、祐徳薬品工業、ヨコオ、理研農産化工、リコー計器、佐賀三洋工業、トヨタ紡織九州、戸上電機製作所、九州積水工業、東京エレクトロン九州、小糸九州
佐電工、松尾建設
ソクト、九検、クース・コーポレーション、ソアー
佐賀銀行、佐賀共栄銀行、佐賀信用金庫、佐賀東信用組合、佐賀西信用組合、
情報通信業
名村情報システム、佐賀エレクトロニックス、佐賀電算センター
佐賀県内に拠点事業所を置く企業
味の素、伊藤ハム、江崎グリコ、大塚製薬、キユーピー、コカ・コーラウエストジャパン、東洋新薬、不二家、フランスベッド、SUMCO
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


