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宮崎県
宮崎県(みやざきけん)は九州地方の南東部に位置する県。
県木フェニックスに代表される南国情緒豊かな気候から1960年代には新婚旅行のメッカとして栄えていた(日南地区を中心に)。
現在も冬季のプロ野球などのキャンプ地として知られる。
宮崎県の経済
総県民所得 約3兆16億円(全国第36位 国民所得に占める割合0.77% 2000年度調べ。本項目において、以下同じ)
1人当たり県民所得 約256万円(全国第37位 全国平均約308万円の約83% 国内最高である東京都約440万円と比較すると約58%)と低所得の自治体に位置するが、物価水準がそれに伴って低いため、所得格差ほどの生活水準の低さはない。 県民所得に占める第1次産業の比率が国内で最も高い(5.6% 全国平均は1.2%)。
宮崎県の第1次産業
宮崎県の農業
温暖な気候を利用し、早場米、野菜・果実等の促成栽培、葉たばこ・甘藷等の商品性作物の生産が盛ん。
また、畜産業は牛・豚・鶏の全てにおいて全国有数の生産高を誇る。
以前はそれほど知名度が高くなかった農畜産物も、2007年に知事に就任した東国原英夫氏の全国規模のマスメディア露出により急速に知名度を上げている。
全国第一位 ピーマン、スイートピー、ブロイラー生産量
椎茸栽培 乾し椎茸の生産高は全国第2位。その他、全国2位のものは多い。
マンゴー 「太陽のタマゴ」と銘打つブランドを展開
宮崎県の漁業
油津港等を本拠とした遠洋漁業が盛んであり、近海カツオ一本釣り・沿岸まぐろはえ縄・うるめいわしについては漁獲量日本一を誇るが、大消費地に近い漁港で水揚げを行うため、県内の漁港の水揚げ量は少ない。
宮崎県の林業
国産建築材料の共有基地としての役割を担っている。県木に指定されているオビスギ(飫肥杉)はシロアリの殺蟻活性成分をもち、生産高は全国一の生産高を占める。
宮崎県の第2次産業
宮崎県の農産品加工業
焼酎、木工家具等
化学工業
延岡市には、古くから旭化成の延岡工場があり、いわゆる企業城下町が形成されているが、近年、同社の製造拠点海外化等の影響を受け生産量は下降気味である。
その他
宮崎郡・東諸県郡では、空港への至近性ときれいな水資源を活かした半導体・PDP・医薬品等の先端産業が立地している。
宮崎県内に拠点事業所を置く主要企業
工場
伊勢化学工業(宮崎市)
九州安井化学(宮崎市)
相馬工業(宮崎市)
丸栄工業(宮崎市)
住友ゴム工業(都城市)
旭化成(延岡市)
吉玉精鍍(延岡市)
王子製紙(日南市)
ピーエス三菱(日向市)
SUMCO TECHXIV(宮崎郡清武町)
エプソントヨコム(宮崎郡清武町)
宮崎沖電気(宮崎郡清武町)
富士通日立プラズマディスプレイ(東諸県郡国富町)
宝酒造(児湯郡高鍋町)
旭有機材工業(延岡市)
宮崎県の第3次産業
商業
県の経済規模が小さく、交通の便等の事情もあり商圏が県内一円にほぼ限られるため、地域商業の域を出ていない。
有力な地元百貨店がなく、顧客の鹿児島・熊本・福岡への流出が見られる。
また、地元のスーパーチェーンも有力なものがなく、イオングループ等進出に対する地元商業の状況は非常に厳しい。
利用電話も、他社の進出が遅れたためNTTのシェアが80%を占める。
宮崎県の観光業
1960年代には新婚旅行のメッカとして全国的に有名であり、「観光宮崎」として地域経済に貢献したが、日本人のライフスタイルの変化に合わせた魅力的なコンテンツを提供できず低迷している。
宮崎県の観光は「南国情緒」が売りものであったが、1972年に沖縄県が日本に返還されて以後は「南国」の地位が沖縄にとられてしまった。
沖縄県は、税制面でも特例が数多く認められ(→沖縄の観光戻税制度)、次々とリゾートホテルが出来、また、沖縄発着の航空便に関しては、航空機燃料税が50%減免されているため、本土の同一距離路線に比べて5000円程度安く、沖縄より三大都市圏に近いにも関わらず、航空運賃の面でも宮崎県の競争力は失われていった。
さらに1990年代からは、格安で身近になった海外旅行との競合が始まった。個人消費の拡大によって1990年代末まではなんとか乗り切ったが、ITバブル期を過ぎた2000年代初頭にはシーガイアが会社更生法の適用を受け、宮崎交通が産業再生機構の支援を仰ぐことになった。
また、有力な温泉地のある隣県の大分県、熊本県、鹿児島県とは異なり、西日本火山帯の火山フロントより東側にある本県は、火山性温泉にあまり恵まれていない。
観光業復活の鍵として、プロ野球(巨人、広島、ソフトバンク、西武、東京ヤクルト(ファームのみ)5球団)・サッカーのキャンプ地巡り、宿泊ゴルフ・ツアー等を展開しており、また、韓国・中国・台湾に対する、顧客開拓を図っている。
宮崎県は、サーフィンに好適で空港や高速道路からのアクセスの良い海岸に恵まれた日本最南端の県である(沖縄県は珊瑚礁によって波が減衰しない満潮時に限ってかろうじて波乗り可能であるが、砂が流失しないよう沖に沈められた消波ブロックによって波がない人工砂浜が多い。
鹿児島県は、夏季に波が大きい太平洋に面したサーフスポットまでのアクセスが悪い)。そのため、国内の主要サーフィン大会は、5月の宮崎県の国際大会(WQS 4-starランク)から始まる。宮崎県がサーフィンの適地であることは、日本サーフィン連盟協力サーフショップの数が九州で1番多いことからもうかがえる。
宮崎県のソフトウェア産業
ソフトウェア産業は都市型産業であるため、未だ主要産業とは言い難いが、県発表によると「iモードコンテンツ生産量」日本一とのことである。
今後ソフトウェア分散開発手法が確立すれば、人件費の安さから地域開発拠点としての成長も見込まれる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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